AIで国語の記述問題を自動採点するシステムを構築する

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人工知能(AI)の技術を活用して国語の記述問題を採点、添削することができるシステムを、東北大などの研究チームが開発しました。全体の75%についてはほぼ的確に採点することができるという。

国語の記述式問題は2021年からセンター試験に代わる新たなテストでの導入が決まっています。そのため、教育現場においても効率的な客観的かつ迅速な採点や添削が可能となるような、効率的な手法を活用した学習方法も必要となってきます。

今回、研究チームは実際に人手によって採点された膨大な量の答案データを設問ごとにAIに学習させました。

長文を読んで設問に従って60から80文字程度で説明させる問題について、複数の採点基準で評価して点数をつけます。

たとえば、ある設問に対する解答で、「答えの主語が正しい」を2点、「設問意図を反映した部分を例示している」を3点など。このようにして、複数の採点項目をもつようなモデルを構築しました。

このようにして構築されたAIを使って、新たに作成された答案について採点させると、全体の75%についてはほぼ的確な採点が実現できるようになったとしています。

採点結果は、生徒にとっては加点ポイントや減点ポイントが採点基準とともに示されるため学びやすく、また教育現場での負担も軽減する効果が期待されます。

現時点での精度では実際の入試での活用は難しいものの、今後はAIの精度を高めていくことで、3から4年で通信教育の採点支援システムとしての実用化を目指すとしています。

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