AIアナウンサー「荒木ゆい」のボイス・プラットフォームが提供開始へ

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報道機関向けにニュース速報サービスを提供しているSpecteeが、AIアナウンサー「荒木ゆい」の音声を生成するプラットフォーム「ゆいプラ」を公開しました。AIアナウンサーとはどのようなものか、サービスの内容をご紹介します。

AIアナウンサー「荒木ゆい」

AIアナウンサー「荒木ゆい」は、文章などを音声で読み上げる「Text to Speech」と呼ばれる技術にディープラーニングの技術を活用して、より人間に近い音声で原稿を読み上げることができるバーチャル・アナウンサーです。

同社は昨年の11月にベータ版をリリースし、幕張メッセで開催された「Inter BEE 2017」でも展示公開されました。

「荒木ゆい」は、同社が開発した人工知能エンジンである「Spectee AI」によって、およそ10万件もの実際にアナウンサーが読んだニュース音声を学習して、より自然な発音やアクセント、イントネーションを習得しています。

また、自然に読み上げるだけではなく、日本国内のさまざまな難しい地名を読んだり、同じ表記でも読み方が異なる「同形異音語」を読み分けることが可能です。

たとえば、「日本橋」は東京そして大阪にも存在する地名ですが、東京の場合は「ニホンバシ」であるのに対して、大阪では「ニッポンバシ」と読みます。「荒木ゆい」はこのような読み分けを文脈から理解することができます。

また、原稿を自然に読むだけではなく、「荒木ゆい」は相手からの質問内容を理解して応答する「会話機能」も備えています。将来的には将来的にはインタビューも自動でできるシステムにも発展させるとしています。

プロフィール
荒木 ゆい(27歳)
栃木県出身、東京の私立大学を卒業後に東京キー局のアナウンサーとして就職、その後フリーとして独立。ニュースからバラエティ番組、ドキュメンタリーのナレーション、イベントの司会など様々なアナウンス業をこなす。
(Spectee)

「ゆいプラ」のサービス

同社では、昨年5月からニュース速報サービス「Spectee」に自動読み上げ機能を実装していましたが、昨年11月には「荒木ゆい」ベータ版の無償提供を12月末まで行っていました。

そして今回、有償サービスとして本格的にプラットフォームの公開を開始しました。

「荒木ゆい」ボイス・プラットフォーム(Spectee)

ユーザーは、原稿を入力するとAIアナウンサー「荒木ゆい」が自動で読み上げ、その音声を出力して使用することが可能。音のピッチを変更したり、間を開けたり、アクセントの位置を変更するなど読ませ方を変えることもできます。また、読み違いを修正することも可能です。

利用料金は月額9800円で、20回分の音声ファイルをダウンロードすることができます。(2450円で5回分のダウンロードを追加購入することも可能)また、テレビ局やラジオ局向けに無償で提供するプランもあるとしています。

同社では、ドキュメンタリーやバラエティ番組でのナレーション、劇場や美術館における館内放送として、あるいは観光案内や結婚式、その他さまざまな式典などの司会への活用を見込んでいます。

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