タクシーを求める人が多い場所を人工知能で予測、「AIタクシー」をNTTドコモが開発

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人工知能を活用してタクシーを利用する顧客の需要を予測できるシステムを、NTTドコモが発表しています。タクシーの売り上げ向上につながる効果が期待できるとしています。

街中を走行しながら乗車客を探しているタクシーは、営業時間内にどれだけ効率的に客と出会えるかが、営業利益の増減に直結しています。

乗客を乗せていない「空車」の状態で走行する時間が長くなれば、それだけ無駄が発生して利益が落ちることになります。

どうすれば、効率的にタクシーを求めている顧客を発見することができるのでしょうか。

今回、NTTドコモが発表した「AIタクシー」では、同社ならではのビッグデータが活用されています。

タクシーの需要は、人が集まっている場所ほど高いことが予想されます。NTTドコモは、携帯電話の基地局から得られる情報を使って、人が集中している場所を把握できます。

さらに、過去のタクシーの乗車実績や天候など、さまざまなデータを人工知能で処理することで、タクシー需要が高い場所を予測できるという。

需要の多さは縦横500メートルで区切られた範囲の地域ごとに予測できるため、タクシーの運転手はその情報を使って、少しでもタクシーの需要が多い場所に向かいます。

需要は30分先までを予測し、予測データは10分ごとに更新されるとのこと。

実際、東京無線協同組合などと共同で実施された実証実験において、システムを利用したタクシーの売上が大幅に伸びることが確認されました。

この「AIタクシー」システムを使うことで、タクシーは無駄に需要の少ない場所を走ることがなくなり、顧客側にとってもタクシーを見つけやすくなるというメリットがあります。

タクシー需要の情報は、車内に設置されるタブレット端末にリアルタイムで届けられるとのこと。サービスは2017年度の後半の開始を目指しています。

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