会計士のノウハウを学習したAIツールを開発

日本語の契約書などの専門文書と公認会計士がもつノウハウをAIni学習させ、監査に必要な情報の抽出を行うAIツールをトーマツが開発しました。




公認会計士などの専門家は、監査の過程でさまざまな契約書などの専門文書を熟読して取引の内容を把握し、会計・監査に影響する重要な項目を特定して会計処理の検討や監査上の判断を行っています。

重要な項目は多岐にわたることが多く、かつ会計基準ごとに視点も異なるため、複雑で長文となる契約書などから必要な情報を漏れなく識別するためには知識と経験が必要となります。

今回開発されたAIツール「AS Text Reviewer」は、トーマツの熟練公認会計士などがもつノウハウをAIに学習させています。

このツールはAIと自然言語処理技術、光学文字識別技術を組み合わせ、契約書などの膨大な文書や画像ファイルを短時間で処理することが可能。

AIを活用することで、経験年数に関わらず熟練者の水準で文書検討を行うことができるとしています。また、最大3つの文書を横並びで比較して、相違点を視覚的に一覧化する機能も搭載しています。

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