人工知能(AI)やIoT、ビッグデータなど、先端IT人材専門の情報サイト「Symbiorise(シンビオライズ)」をクリーク・アンド・リバー社が開設しました。
先端IT人材は日本国内におよそ9.7万人ほどいますが、現在時点でおよそ1.5万人も不足しています。また、今後2020年までにIT人材は13.9万人程度まで増えるものの、不足数はさらに増加して4.8万人にまで拡大していくと試算されているという。
「Symbiorise」は先端ITの分野に特化した求人・プロジェクト情報サイトで、このような人材不足の解消に寄与するとしています。
AI分野では、AIエンジニアや機械学習エンジニアなど、ビッグデータ分野では統計解析エンジニアやデータサイエンティスト、Webアナリスト、IoT分野ではシステムエンジニアやプログラマーなどの情報を掲載。
掲載している企業は大手企業からベンチャー企業までさまざまで、同社が扱う独占非公開求人や希少ポジションの求人も多数あるとしています。
そのほか、雇用形態についても週3から4日勤務、時短勤務など多様な働き方やフリーランスのための請負プロジェクトも掲載しています。
同サイトに登録すると、登録時の情報に基づいて同社のエージェントが転職や就業をサポートしてくれます。履歴書や職務経歴書の添削や面談対策、個人では難しい報酬条件の交渉など、希望者はさまざまなサポートが受けられます。
クリーク・アンド・リバー社ではAIやビッグデータを対象とした勉強会やセミナーなども開催しています。今後も先端IT人材の育成やキャリアアップを推進するとともに、「Symbiorise」を通じてAIと人間が共生する豊かな社会の創造に貢献するとしています。