人工知能(AI)がおすすめメニューを教えてくれる、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」をシャープが発表しました。材料をセットするだけで無水調理が簡単にできて、無線LAN機能を搭載しました。
「ヘルシオ ホットクック」は、食材に含まれる水分を活用して調理する「無水調理」を自動でしてくれる調理鍋です。かきまぜや火加減なども自動でコントロールしてくれるため、「ほったらかしでも手間をかけたような味」を楽しめる調理家電です。
今回、新しく発売するのは、少人数の世帯向けとなるコンパクトな1.6L()2~4人用)タイプ。カラーはレッドとホワイトの2色。
「KN-HW16D」では、新しく無線LAN機能を搭載しており、AIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に接続することでAIが材料や作り方を画面と音声で知らせてくれます。
アプリを使えばスマートフォンやタブレット端末でメニューを検索、ダウンロードができて、オリジナルメニューを登録することも可能。
調理履歴やクラウドの気候情報などのデータを使って、AIが日常の食生活に合わせたおすすめメニューを提案してくれます。
また、好みの火加減やまぜかたを選ぶことができる「好みの設定加熱」、ふたを開けたまま加熱できる「煮詰め」といった新たな機能も搭載されました。
ホットクックは使い続けていくと手動調理での使用頻度も増えていき、「もっと自分流に設定して使いたい」という声も多く出てきたとのこと。
そこで、新たに3種類の火加減「強火」「中火」「弱火」と、4種類からまぜかた「まぜない」「たまにまぜる」「よくまぜる」「高速でまぜる」から選択して時間設定も可能となる機能を追加しました。
発売されるのはLAN機能搭載モデルの「KN-HW16D」と、ベーシックモデルとなる「KN-HT99B」。発売日はそれぞれ7月26日と9月13日です。