NTTコミュニケーションズとドリームエリアが、危険を未然に防ぐ児童見守りサービス「みもり」の提供を開始すると発表しました。“もしも”を未然に防ぐことが可能な新しい見守りサービスとしています。
「みもり」
このサービスでは、子どもに「みもりGPS」と呼ばれる専用デバイスを持たせます.保護者はスマートフォンに専用アプリをインストールすることで、子どもの行動を見守ることが可能になります。
従来の見守りサービスでは、個人情報や位置情報がインターネットを経由して通信されます。
しかし、今回開発した新しいサービスでは、「みもりGPS」に内蔵されたセンサーとGPSによって収集された位置情報は、NTT Comの「100円SIM」によって、インターネットを経由することなくVPNを利用して安全に送信されます。
また、「みもり」では子どもの現在地の情報を確認できるだけではなく、子どもが危険な場所に入り込んだ場合に自動で「警告メッセージ」を鳴らして子どもへ注意を促す機能もあります。
危険な場所の情報については、ドリームエリアが所有している地域の口コミ情報を活かした豊富なデータベースが利用されます。
また、子どもの行動パターンをAIが分析することで、いつもとは違うルートや移動速度など、ふだんとは異なる行動が検知されると保護者に通知する機能もあります。
ほかにも迷子防止にも使うことができます。この機能では、Bluetoothによる通信機能を利用して、子どもと保護者が一定の距離を離れた場合にアラートを保護者に送信します。
サービスの提供は4月下旬からの開始を予定しています。