NTTドコモとユピテルが共同で対話型AIロボットを開発、利用者に合わせた会話が可能

NTTドコモとユピテルは共同で対話型AIロボットを開発し、2017年中に発売すると発表しました。




ユピテルは無線通信技術の専門メーカーとして、車載製品などを開発しています。ドコモの持つAIやIoTの関連技術を、ユピテルの開発する車載器やロボットが端末に応用して、共同で製品開発を進めていくとしています。

その第一弾として、人工知能を搭載したAIロボットを製品化します。

このロボットは、NTTグループがもつAI技術である「Corevo」を活用することで、会話の文脈を解析し、その内容や意図を理解します。対話の内容を理解するだけではなく、利用者の顔を識別することで、趣味や嗜好に合わせた会話をすることができる。さらに、内容に応じて声色を変化させることも可能だという。

インターネットに接続することでさまざまな情報を抽出することができるため、例えば知りたいことを話しかけると、ロボットがインターネットから情報を検索して回答してくれます。

この対話型AIロボットは、2017年中の発売を目指しています。今後はさらに、ユピテルの開発する車載器にAI技術を活用することで、自然対話による操作、あるいは行動を先読みして利用者をサポートすることが可能は「カーインフォテイメントサービス」の提供を検討するとしています。

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