レオパレスがグアムで運営するリゾート施設「レオパレスリゾートグアム」に、AIの技術を活用したチャットボットシステムが導入されました。24時間体制でさまざまな問い合わせに対応できるようになり、また多言語にも対応しています。
チャットボットシステム
今回導入されたシステムは、tripla株式会社が提供するサービスで、観光事業者向けのインバウンド支援ソリューション。
レオパレスリゾートホームページの右下に表示される「レオくん」のアイコンをクリック(タップ)することで、チャット画面が表示されます。
チャット画面で質問内容を入力すると、すぐに回答が画面に表示されます。
チェックインの時間や寝具の種類、予約や施設についての問い合わせに対して、導入当初は104種類の回答が用意されています。日本語のほか、英語や韓国語、中国語での対応も可能になっています。
チャットボットシステムの導入によって、休業日や営業時間外でも問い合わせに対応でき、また言語の違いによる誤解や手違いなどの解消にもつながるとしています。
チャットボットシステムで対応できない質問についてはオペレーターにつながります(チャットオペレーターの対応は8時から22時まで)。
ただし、同システムではAIが問い合わせ内容を蓄積して学習するため、回答できる質問の種類は随時増加されていくとのこと。
今後は、滞在中に困りごとが発生した場合でもリクエストに対応できるようになるとしています。