ニューラルネットワークにおける出力層は、モデルが学習した結果を最終的に出力する役割を担う部分です。これは、隠れ層で複雑な特徴が抽出された後、その情報に基づいて最終的な予測や分類が行われる、ネットワークの最も末端に位置する層です。
出力層のノード数と活性化関数は、解決しようとするタスクの種類によって決定されます。
例えば、二値分類問題では、出力ノードは通常一つで、ロジスティックシグモイド関数のような活性化関数が用いられます。この関数は、0から1の間の確率値を出力し、その値が0.5を上回るか否かでクラスを判別します。
一方で、多クラス分類問題では、クラスの数だけ出力ノードを設け、ソフトマックス関数を適用するのが一般的です。ソフトマックス関数は、各ノードの出力を合計が1になるような確率分布に変換し、最も高い確率を持つクラスを最終的な予測結果とします。
回帰問題の場合は、出力ノードは一つで活性化関数は用いないか、あるいは線形関数を使用します。これにより、株価予測や住宅価格の推定など、連続的な数値を出力することが可能になります。
このように、出力層は単に結果を出すだけでなく、その設計がタスクの性質と密接に結びついており、モデルのパフォーマンスを最終的に決定する重要な要素と言えます。
