住信SBIネット銀行が、住宅ローンに関する審査業務に人工知能を活用して、先進的な審査手法を導入すると発表しています。
住信SBIネット銀行では現在、三井住友信託銀行の代理業者として「ネット専用住宅ローン」の契約締結で代理業務を行っています。
住宅ローンの契約手続きがWEBサイトから可能であるため、手続きにかかる時間が短縮できるというメリットがあります。
来店する必要がなく、WEBサイトで必要事項を入力して仮審査申込を行い、その後に正式審査を通過するとWEBサイトから所定の手続きを行う流れになっています。
住信SBIネット銀行における住宅ローンでは、取組額が3兆8千億円を突破するなど利用者数が増えている状況にあります。
そこで、審査手法にAIを活用したシステムを導入することで、業務の高度化を図り、さらに多様化したニーズに対応していくとしています。
今回利用しているAI技術は、複数の機械学習を混合した「アンサンブルモデル」です。アンサンブルモデルを利用することで、伝統的な審査モデルと比べて予測精度が高くなるとしています。
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