事業や個人のブログなどでWebサイトを運営している人のなかには、サイトのアクセスを分析してくれる「Googleアナリティクス」を利用している人も多いでしょう。
しかし、実際に使ってみると誰もが感じることですが、Googleアナリティクスはなかなか「難しい」解析ツールです。
Googleの優秀な開発者のおかげで進化を続けており、次々と新しいツールが増えていきます。ところが、Googleアナリティクスに特有の単語の使い方もあってか、どのように使ったらよいのかわからないことが多いという難点があります。
そんなときに一つの解決法になるのは、株式会社WACUL(ワカル)が提供している「AIアナリスト」かもしれません。
AIアナリストは、人工知能を使ったWebサイト分析ツールです。Googleアナリティクスのアクセスデータを自動で分析して、サイトのどこをどのように変えたらサイトの訪問者が増えるのかをAIが教えてくれるというもの。
設定はいたって簡単で、ログインしてGoogleアナリティクスと連携させるだけ、1分もあれば完了するとのこと。
Googleアナリティクスでは、訪問者がどこからサイトにやってきて、どのようにサイトを閲覧していったかを詳しく調べることができます。
また、その履歴も確認できることから、前月との実績を比較するなどして今後の改善点もわかります。
これらの機能は、Googleアナリティクスをしっかり理解しなければ使いこなすことができないわけですが、AIアナリストを活用すれば自分でデータを分析しなくても、簡単な言葉で改善点などを教えてくれるというわけです。
また、AIアナリストはサイト訪問者の数を分析するだけではなく、コンバージョンを改善する方策も提示してくれるとのこと。
コンバージョンとは、サイトの閲覧者がサイト上で何らかの行動を起こすことで、サイト運営者が実際に成果を得ることをいいます。例えばネット通販サイトであれば、サイトに訪問するだけではなく、訪問者が実際に買い物をしてくれることが重要です。
AIアナリストは、サイトのどのページをどのように変更すれば、コンバージョンを改善してくれるかまで教えてくれるという。つまり、どこを変えれば訪問者が買い物をしてくれる率を上げることができるかを提示してくれます。
従来のアクセス解析ツールはデータを解析するだけでしたが、このツールの場合はデータに基づいて具体的な改善方法までも提示してくれます。
ツールの中で人工知能がどのように使われているのかは不明ですが、Webサイトを運営している人であれば、登録は無料ですので一度使ってみるのもよいかも知れません。
現在は月に800サイトずつ登録数が増加しており、すでにトータルの登録数が9000サイトを超えたとのこと。
株式会社WACUL(https://wacul.co.jp/)
AIアナリスト(https://wacul-ai.com/)