東急世田谷線・若林交差点で「踏切内の異常」をAIで検知する実証実験を実施する

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踏切に設置された監視カメラの映像から、踏切内に発生した異常を人工知能が自動的に検知して運転士や運行管理者などに伝える「踏切映像伝送システム」の実証実験が実施されます。

踏切内の異常をAIが検知

踏切内で異常が発生した場合、付近を走行している電車の運転士や運行管理者が迅速に対応できなければ、甚大な被害につながる危険性があります。

踏切内の異常は運転士が目視で確認したり、あるいはあらかじめ設置されている監視カメラの映像を監視することで認知することができますが、より安全を確保するためには、異常事態を自動検知できるシステムが有用です。

近年は人工知能による画像認識の技術が向上しているため、あらかじめ学習したAIを活用することで、踏切内に設置されたカメラで撮影された映像から異常を検知することは可能です。

今回、東京急行電鉄のグループ会社で鉄道のインフラの保守を行う東急テクノシステム株式会社は、踏切内に発生した異常をAIが検知できるかどうかを検証する実証実験を開始しました。

実証実験では、踏切内に設置された監視カメラの映像をクラウド上に構築されたAIシステムに送信。映像からAIが異常を検知すると、迅速に運行管理者や駅員などの他、付近を走行している電車の運転席上の端末に警告とともに映像が伝送されます。

警告と映像の送信を2秒以内に伝送することを目標にしています。

映像の伝送システムについてはすでに実証実験で検証されていますが、今回はAIで検知できるかどうかを確認するとしています。

実証実験は、東急世田谷線の西太子堂駅と若林駅間(若林交差点)にカメラを設置して行われます。期間は2017年11月17日から18年4月末までを予定しています。

今回のシステムは、株式会社ティ・エム・エフ・アースとの共同開発です。

今回開発したシステムについては、11月29日から開催される「第5回鉄道技術展2017」(幕張メッセ)で展示されるとのこと。

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