AIを搭載した米国初ドライブレコーダー「Nauto」でドライバーの危険挙動を検知する

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オリックス自動車が人工知能(AI)を搭載したドライブレコーダーの提供を日本国内で開始すると発表しました。ドライバーや周辺状況を分析して運転の危険度をリアルタイムで分析するシステムです。

今回新たにサービスの提供をはじめるAI搭載型通信ドライブレコーダーは、米国のスタートアップ企業Nauto Inc.が開発した「Nauto」。オリックス自動車はNautoと独占販売契約を締結し、8月6日から法人向けに販売を開始します。

Nauto車載機(オリックス)

Nauto車載機は通信機能をもつ2つの高性能小型カメラが搭載されたドライブレコーダーです。車内側のカメラではドライバーの挙動を、車外側のカメラは自動車の周辺状況を監視します。

これらのカメラで捉えられた事象を検出、録画しており、車載機に搭載されているAIが運転の危険度をリアルタイムで分析します。

AIが危険挙動動画を分析(オリックス)

たとえば、前方の車両との距離などを把握して事故が発生するリスクを予測したり、ドライバーが運転中にスマートフォンを使用するなどわき見運転したり、あおり運転するなどの危険動作を検知して警告音を発します。

ドライバーの運転挙動や車外の物体検知、路面状況の把握などに深層学習による独自のアルゴリズムを使用しているため、誤検知が少ない点を特徴としてます。

急制動やわき見運転などのリスクを検知した場合、警報を発するとともに検出された事象をクラウドにアップロードしてリスク分析を行います。

クラウド上にはこれらのリスクイベントの発生に関連した情報のみが抽出され、管理者はウェブアプリケーションを通して分析データを閲覧することができます。

また、このシステムはドライバーの識別機能も搭載しており、車内側のカメラがドライバーを認知して走行データと運転者の情報を紐付けすることができます。これによって、ドライバーに対して的確で効果的な安全指導が可能になるとしています。

オリックス自動車は、通信やGPS機能を備えた車載機を搭載して車両の運行データを取得し、運行管理によけるコンサルティングを行う「テレマティクスサービス」を提供しています。

今回新たにNauto Inc.と販売契約を締結したシステムによって、さらに高度な運行管理を可能にすると期待されます。

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