AIが自分の「将来の可能性」をスコア化してくれるアプリとは

自分についてのさまざまな情報を入力すると、将来の可能性を人工知能(AI)がスコア化する「AIスコア」のスマートフォン用アプリ「J.Score」を株式会社J.Scoreが提供しています。いったいどのようなアプリなのでしょうか。




「AIスコア」とは、さまざまな情報をAI技術で分析して、将来の可能性を総合的にスコア化したもの。

年齢や年収、勤務先、そのほか性格や好み、ライフスタイルなど数多くの情報をAIが分析して、自分自身のかのうせいや信頼性を公正にスコア化するとしています。

提供する情報は自分自身で決めることができますが、情報量が増えるほど精度が増し、その結果、スコアアップする可能性があるのだという。

情報の入力はチャット形式となっており、入力が完了するとすぐにAIスコアが表示されます。

また、今回J.Scoreアプリでは、行動の習慣化をサポートする機能「ハビットチェンジ」を搭載します。

ハビットチェンジを利用すると、運動や学習、睡眠、お金に関する良い行動を習慣化できるようにサポートしてくれるとのこと。

歩いた場所や歩数を記録したり、起床時刻や就寝時刻の設定、あるいはお金についての習慣では支出の内訳、自己投資金額の記録などができます。

ハビットチェンジを利用すると良い行動が習慣化されるため、AIスコアのスコアアップにつながる可能性があるという。

AIスコアは、個人向け融資サービス「スコアレンディング」などのサービスで活用できるようになるとしています。

このAIスコアのアプリを提供する株式会社J.Scoreは、みずほ銀行とソフトバンクが共同で設立した会社です。

AIスコア・レンディングとは、顧客のさまざまなデータをスコア化した「AIスコア」に基づいて、その顧客にふさわしい条件を提示してレンディングを行うサービスです。

つまり、さまざまな情報をAIが分析して、その人にとって適切な金利や限度額をスピーディーに提供するための、新しい個人向け融資サービスというわけです。

みずほ銀行による個人向け融資サービスにつながるサービスとしての「AIスコア」という側面がありますが、そうでなくても、いったいどのような「AIスコア」が算出されるのか、一度、自分の「将来の可能性」を試してみるのもよいかも知れません。

(画像:J.Score

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