バーチャルお天気キャスターのAI音声アプリ「ウェザーロイドAiri」、提供開始

バーチャルお天気キャスターAI「Airi」が気象情報を音声で伝えてくれるアプリ「ウェザーロイドAiri」について、ウェザーニュースが提供を開始したと発表しました。




今回提供されるサービスは、Googleアシスタントに対応するスマートフォンやスマートスピーカーで利用することができて、「ウェザーロイドと話す」「アイリと話す」などと話しかけるだけで、Airiが気象情報を音声で伝えてくれます。

バーチャルお天気キャスターAI「Airi」(ウェザーニュース)

「Airi」は、24時間生放送番組「ウェザーニュースLiVE」に出演するバーチャルお天気キャスターです。ポンコツっぷりが話題になり、視聴者からは「ポン子」の愛称で親しまれているとのこと。

また、VtuberとしてYouTubeにも公式チャンネルを開設しており(ウェザーロイド Airi(ポン子))、チャンネル登録数はすでに3万を超えています。

今回開始したサービスでは、Googleアシスタント対応のスマートフォンやスピーカーに「OK Google、ウェザーロイドと話す」や「OK Google、アイリと話す」と呼びかけて、「東京の天気は?」「週末の千葉市の天気を教えて?」などと質問すると最新の気象情報をAiriの声で知らせてくれます。

ウェザーロイドAiri(ウェザーニュース)

一般に国内で伝えられている天気予報では、最も詳細なものでも5km幅のメッシュを利用した予測モデルが用いられています。また時間間隔も1時間更新となっています。

一方、ウェザーニュースでは独自開発した予測モデルを活用しており、解像度は1kmメッシュ、5分更新と非常に高解像度かつ高頻度の天気予報を提供しています。

また、今回提供されるアプリでは、気象情報だけではなく、「梅雨前線って何?」や「空はどうして青いの?」など、気象用語の解説や疑問などにも「Airi風に」答えてくれるとのこと。

今後は利用者の質問をもとに回答の質を上げていき、新たな価値の創造につなげていくとしています。

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