東京オリンピックの会場周辺、AIで混雑を緩和するシステムを計画

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2020年に開催される東京五輪・パラリンピックの会場周辺で発生する混雑に対応するため、人工知能(AI)を活用した混雑緩和システムの導入を政府が計画しています。

オリンピック会場周辺で起こる混雑については、前回の2016年に開催されたリオデジャネイロ大会でも問題となっていました。これまでは車両の交通規制などによる渋滞の緩和がメインでしたが、さらに歩行者までも対象とした混雑対応を計画しているとのこと。

AIを活用した混雑緩和システム

このシステムでは、特に混雑が予想される来場者が帰宅するタイミングでの対応が検討されています。

多数の観客が来場するイベントでは、イベントの終了とともに来場者が一斉に帰宅するため、会場から最寄り駅などへのアクセスポイントが非常に混雑する状況になります。

駅までのアクセスルートが複数ある場合、来場者が選択するルートがばらけることである程度は混雑を緩和することが可能になります。

そのため、このシステムでは会場周辺の状況をAIが判断して、30分後の混雑状況を電子看板やスマートフォンを使って観客に知らせます。観客らは空いているルートや駅を選択するようになるため、混雑が効率よく緩和されることになります。

会場周辺の人の流れの情報は、会場から駅までの各ルートに設置されるカメラの映像やセンサーを使用。また、スマートフォンでインターネットんい接続している人の数からも把握します。

事前に収集されたデータと当日のデータを分析することで、AIが各ポイントにおける混雑を予測することになります。データはもちろん個人が特定できない形で蓄積されます。

2020年の開催に先駆けて、政府は今年度からさまざま会場での実証実験も計画。北海道から静岡までの各地で開催される大規模イベントでの実験を計画しており、導入する会場は今後決定されるとのこと。

今後、データ解析で実績のある企業を対象として計画への参加を募集します。

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