会計データを人工知能で分析、瞬時に融資判断するオンラインサービスをオリックスなどが開始

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会計ビッグデータと人工知能の技術を活用した、小規模事業者を対象そした短期・小口融資のオンラインサービスを、アルトアが開始しました。アルトアは、オリックス株式会社と弥生株式会社が共同で設立した会社です。

インターネットを通じて融資を受ける「オンラインレンディング」は現在、米国や中国などを中心として海外で市場拡大が進んでいます。

オンラインレンディングとは、事業者の同意の上で会計ソフトや金融機関などがもつさまざまな情報を収集して、短期間で審査を実施して融資を行うサービス。日本国内においても一般的な融資方法として定着していく可能性があります。

オリックス株式会社、そして会計ソフト「弥生会計」販売する弥生株式会社は、オンラインレンディング事業を行うアルトア株式会社を共同で設立し、短期・小口融資に特化した小規模事業者向けのオンラインレンディングサービスを開始しました。

このサービスでは、オリックスがもつ与信ノウハウと弥生がもつ会計のビッグデータを活用し、さらに協業先のd.a.t.株式会社がもつAI技術を取り入れた新しい与信モデルになっています。

このサービスにおける与信モデルの特徴は、決算情報などのある一時点における静的なデータによらず、会計ソフトの仕訳データを利用することで動的なデータを活用している点にあります。

そのため、精度の高いデータ分析をスピーディに行うことができます。融資手続きをするには、オンラインでアカウント登録、融資の申込み、そして契約と、3つのステップで完了するため、最短では即日の融資も可能になるとのこと。

現時点では、融資を行う対象は弥生会計を利用している法人のみとしていますが、今後は他者の会計ソフトを利用する法人や個人事業主を対象としたサービスまで拡大する計画です。

また、融資を行う際に分析する対象データについては、請求書などの取引データなどを含めてより精度を向上する予定になっています。

同社は今年4月に千葉銀行や福岡銀行、山口フィナンシャルグループ、横浜銀行と業務提携の契約を締結しています。

今回開始する事業によって蓄積されるマーケティングやリスク管理のノウハウを活用することで、将来的にはこれらの金融機関との共同事業に発展させていくとしています。

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