ALBERTがAIを使ってカメラ映像から距離推定する技術を開発、自動運転などで応用

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データ分析のコンサルティングを行う株式会社ALBERT(アルベルト)が、画像を人工知能で解析してカメラから物体までの距離を推定する技術を開発しました。自動運転や工場での自動運搬、家庭用ロボットなどでの応用が期待される技術です。

深度推定とは何か

今回、ALBERTが開発したのは「深度推定」と呼ばれる技術です。人間は、目で見た光景を脳が分析して見えている物体までの距離を判断することができます。

しかし、同様の距離推定を写真やカメラ映像から推定するのは非常に難しい技術です。今回、同社はディープラーニングの技術を活用することで、高精度に深度推定をする技術を開発しました。

単眼カメラによる深度推定イメージ(ALBERT)

ALBELT社が開発した深度推定の技術で特徴的なのは、1つのカメラで撮影された映像だけで推定を行う「単眼推定」ができる点です。また、必要となるカメラも安価で汎用的な性能のものでも高精度な推定が可能だとしています。

通常は複眼で距離の推定を行いますが、汎用性の高い安価なカメラを使って単眼推定ができることは、さまざまな用途で深度推定を製品に搭載するにあたっては非常に重要になってきます。

GTC Japan 2017で発表

今回、同社が開発したAIを活用した深度推定エンジンは、今月12日と13日にヒルトン東京お台場で開催される「GTC Japan 2017(GPU Technology Conference)」で出展されます。

GTC Japan 2017はNVIDIAが主催する日本最大規模のGPUテクノロジーのイベントです。ディープラーニングの技術にGPUテクノロジーが活用されている背景のもと、自動運転や医療、VRなどで重要なトレーニングやショーケースが提供されます。

イベントでは、同社はNVIDIAの自動運転向けAI車載コンピューター「DRIVE PX Parker AutoCruise」に深度推定エンジンを搭載して、展示ブースで発表します。

深度推定は、自動運転においては人間の目の代わりになる技術として重要です。ほかにも工場や倉庫では物資を自動運搬したり、自動掃除機など家庭用ロボットに搭載するほか、車いすなど物体との距離を把握する際に必要となるなど、さまざまな分野で応用される可能性がある技術です。

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