人工知能で卓球の石川佳純選手をサポートする

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人工知能の画像解析技術を使って、卓球の選手が打つコースや癖を分析する技術が開発されています。石川佳純選手の練習をシスコシステムズが支援することが発表されました。

選手とコーチをつなぐネットワークシステム

ネットワークテクノロジーを活用したソリューションを提供するシスコシステムズが5日、卓球の石川佳純選手、張本智和選手と競技活動を支援する「アスリートアンバサダー契約」を締結したと発表しました。

石川佳純選手と張本智和選手(シスコシステムズ)

シスコはネットワークの力によってあらゆるものをつなぎ、日本のデジタル革命に貢献することをビジョンとしてかかげています。

この活動はスポーツにおいても行っており、最先端のテクノロジーを使って家族やコーチをつないで円滑なコミュニケーションを実現するとしています。

例えば、選手が海外遠征中にコーチと相談したいときどうすればよいのか。シスコでは、遠隔地にいる選手とコーチをつなぐ会議システムを提供するとしています。リアルタイムで試合の対策を検討したり、情報を共有できるシステムだとのこと。

また、シスコはこのようなネットワークを駆使した支援のほか、データ分析によって選手の強化をサポートするシステムを開発しています。

データ分析で選手強化をサポートする

近年は最先端のITテクノロジーを活用して選手のパフォーマンスを向上する練習手法が各競技で取り入れられつつあります。

野球では試合のデータを統計学的見地から分析する「セイバーメトリクス」と呼ばれる手法が活用されるようになりました。また、打球の角度や飛距離、さらに投球の回転数などを測定できる「トラックマン」と呼ばれる高性能弾道測定器を導入する球団も増えてきました。

データ分析ソリューション(シスコシステムズ)

シスコでは、スポーツのデータ解析や配信を行うデータスタジアム社と共同で、選手強化のサポートを行うためのシステムを開発しました。

そしてアスリートアンバサダー契約を締結した両選手に対して、AI技術を使った画像解析などでデータを分析し、練習をサポートするとのこと。

画像解析技術はAIの得意分野。この技術を活用すれば、選手は競技を行っているときにセンサーなどを体に着けることなく、体の動きに関するデータを取得できます。

このシステムを使えば、選手が競技をしている様子をカメラで撮影するだけで、球のコースや速度、どのような軌道を描いたかを分析することができます。

大量のデータを蓄積すれば、選手の癖がわかったり、試合を想定した戦略にも生かせる。石川選手は、東京五輪に向けて新しい武器を手に入れたと話しているとのこと。

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