阪急うめだ本店にAIチャットボットによる店内案内サービスを導入




阪急うめだ本店に、人工知能を活用した店内案内サービスが導入されています。チャットボットを使ったサービスで、百貨店業界では初めての試みとなっています。

AI店内案内のサービスを提供するのは、WEB接客ソリューション「OK SKY」を運営している株式会社空色


うめだ阪急フロアガイドボット

近年はインバウンドの観光客が急速に増加しています。とくに大阪ではアジアの国々を中心に増えており、大阪駅や周辺の百貨店などでもよく外国人観光客を目にするようになりました。

百貨店のインフォメーションカウンターでは、日本人のほか外国人観光客にも対応する必要がありますが、今後はますます負担が大きくなっていくと思われます。

阪急うめだ本店では、年間100万件を超える店内案内の問い合わせがインフォメーションカウンターに寄せられています。

もし比較的単純な店内案内についての対応を自動化することができれば、負担軽減につながり、より複雑な対応が必要な案件に注力することでサービスの質を向上させるころが可能になります。

そこで今回、同店ではチャットロボットを使った店内案内サービス「うめだ阪急フロアガイドボット」を開始しました。

うめだ阪急フロアガイドボットの利用イメージ(株式会社阪急阪神百貨店)

このサービスでは、店内の各階に設置されている店内案内に表示される「二次元コード」をスマートフォンなどで読み取ります。そして画面に表示されるチャット画面でキーワードを入力。

自分が探しているブランド名などを入力すると、目的のとする売場の名前と場所がフロアマップに表示されます。サービスは日本語のほか英語にも対応しています。

また、キーワードとして入力したブランドがECサイトでも取り扱っている場合は、ECサイトの案内も同時に行います。対象となるブランドは約1600ブランド、約1000の売場に対応しています。

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